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今野 力; 権 セロム; 太田 雅之; 佐藤 聡
no journal, ,
核解析で核発熱や損傷を計算するために使われるKERMA係数、DPA断面積は核データライブラリーに含まれておらず、断面積処理コードNJOY等で核データライブラリーを処理して作られ、核解析コードで使われるACEファイルやMATXSファイルなどに格納されている。しかし、KERMA係数、DPA断面積には問題がある核種が多く、ユーザーは問題があることを知らずに使っているのが現状である。今回、NJOYコードから作成された公式のJENDL-4.0, ENDF/B-VII.1, JEFF-3.2, FENDL-3.0のACEファイルに含まれているKERMA係数、DPA断面積の比較検討を行った。その結果、核データライブラリー間でKERMA係数、DPA断面積が大きく異なる核種が多数見つかった。いろいろ調べた結果、この差の多くは、(1)NJOYコードのバグ、(2)エネルギーバランスの崩れ、(3)異常に大きなヘリウム生成断面積、で生じていることがわかった。
今野 力; 多田 健一; 権 セロム*; 太田 雅之*; 佐藤 聡*; 須山 賢也
no journal, ,
日本原子力学会2015年秋の大会で、FENDL-3.0に含まれる180核種について、JENDL-4.0, ENDF/B-VII.1, JEFF-3.2, FENDL-3.0からNJOYコードで作られた公式のACEファイルに入っているKERMA係数、DPA断面積の問題点を報告した。今回、JENDL-4.0, ENDF/B-VII.1, JEFF-3.2, FENDL-3.1bの全ての核種(498核種)についてNJOYコードから作成された公式のACEファイルに入っているKERMA係数、DPA断面積の比較検討を行った。その結果、2次線データがない場合、file12-15 mt3に2次線データが入っている場合、2次荷電粒子データがない場合に、KERMA係数、DPA断面積に差が生じることが新たにわかった。